【100人に聞いた】とにかく面白いミステリー小説37選!1位に選ばれた作品はこれ

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【100人に聞いた】とにかく面白いミステリー小説37選!1位に選ばれた作品はこれだ
この記事のまとめ

当ブログ【みみコレ】では、100人に聞いたとにかく面白いミステリー小説37選を紹介!

本記事で紹介している作品の一部は、ある方法を利用すると30日 無料で読むことができます。

さまざまなトリックと、絶妙なストーリー展開がたまらないミステリー小説。

とにかく面白い ミステリー小説

当ブログ【みみコレ】は、クラウドワークスでミステリー小説が大好きな100人に「ミステリー作品」のアンケートを実施。

アンケート実施

アンケート内容

人に自信を持っておすすめできる面白いミステリー小説を三冊教えてください

実施したアンケートをもとに、本記事では次のことを紹介しています。

ページをめくる手が止まらず、気づけば深夜になってしまうとにかく面白いミステリー小説を探しているなら、当記事をぜひ参考にしてください。

目次

【100人にアンケート】とにかく面白いミステリー小説TOP5

【100人にアンケート】とにかく面白いミステリー小説 ランキング5選

小説が好きな100人に聞いたとにかく面白いミステリー小説 TOP5は、次の5作品です。

1位:告白

作品告白
著者湊かなえ

100人中、21人がおすすめと回答

わが子を亡くした女教師が「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」と告白するところからストーリーがはじまる。

第三者の視点で書かれているミステリー小説が多い中、「告白」はすべて登場人物の視点(一人称視点)で書かれているところが印象的。

当ブログが実施したアンケートでは、五人に一人がおすすめに選んだ作品。

まだ読んだことないなら、今すぐ手に取ろう。

アンケート回答者の感想

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教師の子どもが生徒に殺されるという驚愕のストーリー設定にまず心を持っていかれます。
そして誰が何のために殺したのかを教師が暴いていくミステリー小説なのですが、秀逸なのがストーリーの進行により視点が変わることです。
教師、1人ひとりの生徒と主人公が変わることで読者の視野を広げます。
人にはさまざまな事情や価値観があり、全員が自分の正義や想いを持っています。
だからこそ争いや喧嘩や殺人が起こることが分かります。
誰に感情移入するかも読者次第で、ストーリーの進め方が斬新でとても面白いです。

当時独特だった、登場人物からの独白でストーリーが進んでいくのですが、読み進めるうちにどんどんストーリーに引き込まれていきました。
人間の内面の部分を炙り出されて、引き込まれる反面、ひとこわというか恐ろしさに、独白という手法が淡々とし過ぎているに加えて、まるで自分自身が当事者の様に思い込んでしまい、このまま読んでいたらマズイんじゃないか、、と後半は恐々読み進めていました。
読み終えると何とも言えない感情が湧き出たのですが、面白くイチオシの小説です!

学校が舞台のミステリー小説なのですが、こうなるのかなというストーリーの予測が全く出来ず最後の最後まで結末が分からない所が最大の魅力です。
真相は何か、自然と推理しながら読み進めていくので気が付くと物語にどんどん引き込まれます。
一度読み始めると止まらなくなるので本を読むのが苦手な方でも飽きずに楽しんで読めると思います。
最初から最後まで変わらないドキドキ感で読めるミステリー作品はあまりないと思うのでおすすめです。

私は今まで湊かなえさんの告白という小説に出会うまでミステリー小説を読んだことがなかったのですが、この本を読んで今までの人生の中で感じたことのないゾクゾク感を味わいました。
主人公の女教師の娘を殺された恨み、憎しみ、後悔など様々な感情が読んでいくうちにひしひしと伝わってきました。
彼女は冷静で感情を表に出すことも少ないのですが、物語が進むにつれて顕になっていく彼女の娘が殺されたことに対しての怒りの感情。
どんどん明らかになっていく事件の真相。
読み進むこと間違いないでしょう。

告白ではそれぞれの登場人物の主観で一つの物語を描いているので読者は何が嘘なのか見極めなければなりません。
一押しの理由は、人間の汚い部分が生々しく描かれているからです。
人を殺したから殺人者はいじめられても良いのか、身内が殺された家族は復讐することが許されるのか。
このような問が投げかけられているように感じました。近年も少年犯罪が絶えない中、どのように教師は子どもを教育していくべきなのか考えさせられる物語です。

我が子を校内でなくした女性教師が犯人捜しをする。
生徒2人とその家族の視点からどう見えるのか考察しており、それぞれ見え方が違って面白い。
学校内に自分の子どもを放置しといた女性教諭も責任あると思うし生徒2人が面白がって実験台に使うのも良くない。
自分の子どもは責任を持って安全な場所で見守ること。
興味本位で色々やらないことが大切だと思った。

2位:容疑者Xの献身

作品容疑者Xの献身
著者東野圭吾

100人中、15人がおすすめと回答

天才数学者の石神が、一人娘と一緒に生活している隣人の晴子に思いを寄せる。

彼女たちが前夫を殺害したことを知った石神は、二人を救うために完全犯罪を計画。

複雑にからまったトリックの裏には人間の情愛が隠されていて、読んだ後にふと切なくなるミステリー小説。

アンケート回答者の感想

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人気のあるガリレオシリーズでもありますが、本作品はとにかく意表をつくというか最後に大きな伏線の回収が強く印象に残っています。
読み進めていくと大体の犯人や手口を想像していきますが東野圭吾さんの作品は大きなどんでん返しがありますが、この作品についてはなかなか予想できるものではなかったです。
また、湯川先生が普段であれば人に関心がない設定ですが、友人の為に行動したり感情が大きく動いているのも印象的でした。

東野圭吾の湯川先生シリーズの最高傑作。
ミステリーだけに留まらず、人間ドラマも描かれていて素晴らしいです。
犯人に感情移入してしまいます。そして犯人のアリバイトリックも逸品。
ガリレオ先生と一緒に、読者もなぜなぜ?と犯人のアリバイに翻弄されます。
犯人の石上は、今はしがない高校の数学教師ですが優れた数学者だったので、とても精密で緻密なアリバイ工作をします。
そのアリバイを暴いていく過程もみどころです。

東野圭吾の代表作と言える作品だと思います。
とにかく読んだ後の胸を締めつけられる感覚がたまりません。
ただのミステリーではなく、誰かの為を思う気持ちが交錯し歪んでいったりする心の動きがとても見事だと思いました。
軽く読んでいるとどこでどのようにして事実が入れ替わったのかわからなくなり、時系列を追い直したり自分の先入観もあったりで、何度でも読みたくなるとても読みごたえのある小説だと思います。絶対に1度は読んで欲しい作品です。

東野圭吾の作品で描かれる「愛」はどこか異質で一般的なイメージとは合致しませんが、とにかく一途です。
そして重いです。
この作品も根底にこの「愛」が脈々と流れており、本作品においてはこの「愛」に目覚めたことによって大切な人を守るために手段を選ばずに力を発揮する不器用な男と、天才だが人情の機微に疎いところのある物理学者の頭脳戦を見事な伏線を張り巡らせながら描き切った名作だと感じためイチオシ作品とさせていただきました。

映画でも見てましたが、実に上手い事作られていて、その先はどうなるのかとドキドキして見ていました。
しかも、原作と照らし合わせて、この衝撃と深い心の動きをもう二度と味わえないことへの絶望さえある。
唯一の大切だったものを失い、虚無のなかを生きていた石神にとって、母娘の存在がどれほど大きなものだったか。
冷酷な人間でも、感情のない人間でもない。本書の中で誰より愛情深い、実に人間らしい人でした。

「献身」――。ミステリとしての見事さと共に、献身……ここまでするのかという、予想も妄想さえも超えた行動は……。
ミステリとしてのたくらみは、かつて『刑事コロンボ』のあるエピソード等でも試みられた叙述トリックの仲間だ。
登場人物たちに感情移入した時には、すでに術中に嵌っている。
そして、輪をかけた完全なる敗北を約束されているのだ。

3位:十角館の殺人

作品十角館の殺人
著者綾辻行人

100人中、11人がおすすめと回答

十角館という奇妙な館が建つ孤島を訪れた学生たち。

何も知らない彼らの裏で密かに復讐をもくろむ者が…。

「読者 VS 作者」の刺激的な心理ゲーム、「たった一行」が世界を変える感覚がたまらない。

アンケート回答者の感想

映像化決定と話題になった作品で、試しに読んでみたら異次元に面白い。
読了後、「どうやって映像にするんだろう?」と率直に思いました。
外部との連絡が遮断された小さな島に、ミステリサークル所属の大学生達が滞在する設定からワクワクします。
島には亡き建築家が設計した十角館があり、タイトル通りの事件が起こるのですが、少し昔の雰囲気と心理戦が読んでいてかなり引き込まれます。
最後まで読みやすくて、先が気になってページを捲る手が止まらないです。
海外ミステリ作家ファンなので、親近感がわきます。

最近読んだ中では一番面白かった本です。
ミステリーで、犯人を推測しながら読みましたが、ある一言で全てがひっくり返るような内容でした。
全く予想していなかった展開で犯人が分かってからも夢中になって読みました。
全て読み終わってこの本が映像不可能と言われる理由がわかります。
また、読む前はページ数が多いと感じましたが、話がわかりやすいのですらすらと読み進めることができました。
「そして誰もいなくなった」と似ている部分もありますが決定的な所は違っていて、とても面白かったです。

4位:そして誰もいなくなった

作品そして誰もいなくなった
著者アガサ・クリスティー

100人中、8人がおすすめと回答

全世界で一番読まれたミステリー小説と言われている「そして誰もいなくなった」

童話の歌詞とおりに、孤島に集められた十人の男女が一人ずつ殺されていく強烈なストーリー。

アンケート回答者の感想

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ミステリの中でも古典的な作品であり、一度は読んで欲しい作品。
ミステリの王道展開のようなストーリーだが、犯人は最後まで分からず、推理をしながら楽しんで読める。
チャプターが分かれており、分量もそこまで多く無いため、比較的読みやすい。
ミステリ初心者におすすめしたいテンポの良さ。
しかし、種々のミステリがこれをエッセンスとして取り入れているため、ミステリ好きも存分に楽しめる。
登場人物のキャラが濃く、ミステリ以外の要素も面白い。特に犯人の身勝手さが印象に残る。

何度も読んで結果が分かっているはずなのに、この本に限っては何度読み返しても新鮮でワクワクしてしまう。
古い本のはずなのに、ミステリーへ導く世界は時を経ても廃れることがない。
数多くミステリーを読んできたが、この本だけは絶対に外せない。
ミステリー文学の中でも傑作とも言える作品。
ミステリーを読むなら、この一冊だけは絶対に外さないで欲しいミステリー小説の代表作。
初めて読む人も、まだ読んだことがない人でも絶対に楽しめる?

アガサ・クリスティーさんといえば名探偵ポアロとかミス・マープルが有名ですが、この作品にはそのどちらの名探偵も出てきません。
孤島に集められた10任の男女が1人ずつ次々と殺されていきますが、彼らの内心も時々描写されます。
しかし、それでも最後の最後になっても犯人が誰かがわからないのです。
最後に残された2人は、当然ながら自分は犯人ではないのだから相手が犯人だと思いますが……
そして、「そして誰もいなくなった」あとに犯人の告白で明らかになる事実。
とてもスリリングな推理小説です。

ストーリーの発想力がずば抜けていると思います。
犯人は誰なのか、なぜ殺人が起こるのか、トリックは何なのか、考えても考えても答えは出てきません。
おそらく、この小説を読んだ方で犯人を正確に言い当てる事のできる方はいないのではないか、と思います。
それほど、ストーリーが巧みに作られており、終盤の衝撃は、他の小説ではなかなか味わう事のできない、これ以上ない出来に仕上がっている。
小説を読む事に抵抗感のある方でも、小説読みの初心者の方でも、熟練のプロでも、誰もが楽しめる大変優れた小説だと思います。イチオシです。

孤島に招かれた10人の登場人物が、一人ずつ殺されていくという衝撃的なプロットが秀逸です。
犯人は誰か、どうやって殺したのか、どんな動機があるのか、読者は最後までハラハラドキドキしながら推理しつつ読むことが出来ます。
この小説は、ミステリーの金字塔だと思います。

5位:変な家

作品変な家
著者雨穴

100人中、8人がおすすめと回答

700万回以上再生されている正体不明のYouTuber「雨穴(うけつ)」が書いた作品。

東京で売りに出された一見の中古物件。外見はどこにでもあるような民家だが、その間取りにはおかしな点がいくつも存在…。

不可解な間取りを紐解いていくと、驚くべき事実が発覚…。

間取りの謎を解決して終わりと思いきや、ストーリーは予想だにしない展開に進んでいく。

アンケート回答者の感想

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冒頭から不気味な内容にどんどん引き込まれていきました。
こうなのかな?と推理して、その内容も不気味なのに更に謎がどんどん出てくる。
それが怖くて、でも推理せずにはいられなくて。
殺人犯の家なのかそれともただの勘違いなのか…。
はっきりした答えはでないからこそそれぞれの想像力が試されてる気がします。
本の中の話じゃなくてリアルにありそうで、気付いてないだけですぐそばにもそんな変な家があるのではと恐怖心を煽られます。

YouTubeでシュールな動画から本格ミステリーの動画をアップしている「雨穴」さんの小説です。
YouTubeでも同名の「変な家」という動画があり、それを見てから書籍を読みました。
分厚い小説ですが、会話形式で書かれており、すらすらと読みやすいです。
最後の方で登場人物が誰が誰だが分かりにくくなりましたが、面白く読めます。
本格ミステリーというよりは、しきたり、因習などのちょっと「昔の村の怖い話」の雰囲気が好きな方におすすめです。

もともとYouTubeでこちらの作家さんを知り、動画などを見ていて、面白いなと感じたと言うのが、読み始めたのがきっかけでした。
YouTubeでも面白いなと思っていましたが、実際に本を読んでいると、動画で聞くよりも目で見て感じることの方が多く、いつの間にか日付が変わるまで一気に読んでしまいました。
小説があまり好きではないなと言う方でも簡単に読めるような本になっているので、あまり小説は好きでは無いけど、ミステリーが好きと言う方にはオススメです

普通に暮らしていたら遭遇することの無い間取りの家という謎の多いところに引かれ買ってみたが、案の定現実はほぼありえないことばかりが起きる小説で個人的にすごく良かった。
自分の家や、賃貸物件の中にもこういった不思議な間取りとかが隠されているんじゃないかと想像が膨らんで時間が潰せるところがイチオシの理由の1つ。

作者の雨穴さんはYouTubeなどのインターネット中心に活動しているホラー作家さんです。
本作と同名の動画は、YouTubeで1500万再生を超えており、漫画化、実写映画化も決定している大人気な作品となっています。
間取り図を見ながら進んでいくストーリーも斬新で、考察、推理するシーンも会話形式で進んでいくので読みやすかったです。
動画版は誰でも簡単に見られるので、まずはそちらを見てもらえれば本作の面白さが伝わると思います。

普段、読書する習慣のない人でも読みやすい小説。
テンポが良く、本の分厚さの割には文字数が少ない。
またミステリー小説にちょっと飽きたなと思う人にもおすすめです。
ジャンルがミステリーなのかは不明ですが、今まで読んだことのない話の内容でした。
他のシリーズも出ていますが、どのシリーズから読んでも問題なく読めるところもおすすめポイントです。

とにかく面白いミステリー小説32選

とにかく面白いミステリー小説32選

当ブログは独自で小説が好きな人100名を対象にアンケートを取りました。

アンケート内容はこちら

人に自信を持っておすすめできる面白いミステリー小説を三冊教えてください

おすすめが二票以上集まった作品を票が多かった順に紹介してきます。

白夜行

作品白夜行
著者東野圭吾

100人中、7人がおすすめと回答

小金持ちの親のもとで生活する亮司、母と貧乏な生活をする雪穂。

お金のために売られた雪穂と行為をする父親を見かけた亮司は、自分の父親を殺害する。

二人を主人公に物語は展開されるものの、二人の会話シーンがない不思議なストーリー。

東野圭吾最高傑作との呼び声高い作品だけあって、辞書並みに分厚くてもあっという間に読めてしまうミステリー小説。

すべてがFになる

作品すべてがFになる
著者森博嗣

100人中、6人がおすすめと回答

14才で両親殺害の罪に問われ、孤島の研究施設に閉じ込もった天才工学博士、真賀田四季。

教え子と共に島を訪れた助教授の犀川は、交信を断っていた真賀田の部屋から女の死体を発見する…。

方舟

作品方舟
著者夕木春央

いやー、久しぶりに痺れた。鳥肌が立った。個人的にはベスト3に入る傑作。

エピローグの大どんでん返しは、映画SAW(ソウ)をはじめて見たときの衝撃に匹敵するレベル。

脱出不能な地下室、地下から迫りくる地下水。

誰か一人を犠牲にすれば、水没する地下建築からみんな脱出できる。

救われるのは誰か? 絶句のラスト1ページを堪能あれ。

謎解きはディナーのあとで

作品謎解きはディナーのあとで
著者東川篤哉

100人中、6人がおすすめと回答

毒舌の執事と令嬢刑事のやり取りがクセになるほどおもしろい!

「失礼ですがお嬢様はアホでいらっしゃいますか?」「失礼ですがお嬢様。 ひょっとしてお嬢様の目は節穴でございますか?」など毒舌名言がたくさん。

ミステリー小説というより、エンターテインメント系の小説。

氷菓

作品氷菓
著者米澤 穂信

100人中、5人がおすすめと回答

人が死なない、あたらしいカタチのミステリー小説。

何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。

さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリー。

Another

作品Another
著者綾辻 行人

100人中、4人がおすすめと回答

夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。

クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げ、次々と死者が……。この“世界”で起きている、謎と恐怖に満ちたある不可解な〈現象〉とは…。

火車

作品火車
著者宮部みゆき

100人中、4人がおすすめと回答

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。

自らの意志で失踪した彰子、なぜそこまでして徹底的に自らの存在を消さないといけなかったのか?

変な家2

作品変な家2
著者雨穴

100人中、4人がおすすめと回答

売れに売れまくった前作「変な家」の続編。

「行先のない廊下」「闇をはぐくむ家」など11の間取りの謎を解いていく。

それぞれ単発のストーリーと思いきや、11の間取りの謎は最後にすべて繋がる。

雨穴氏の作品は、予想打にしなかった結末に繋げてくるなぁ…と毎回感動。

Nのために

作品Nのために
著者湊かなえ

高層タワーマンションで起きた殺人事件。

容疑者たちの名前にはすべてに「N」が付く。「Nのために」は、誰のことを指しているのか?

「罪の共有」ということばが絶妙な伏線となっているミステリー小説。

イニシエーション・ラブ

作品イニシエーション・ラブ
著者乾 くるみ

「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。(作品はside-Aとside-Bの二部構成)

「これって、ミステリー小説なの? 買う本間違えたかな…」と一瞬困惑するが、

最後から二つめのセリフ(絶対に先に読まないで!)で、本書はまったく違った物語に変貌する…。

ザリガニの鳴くところ

作品ザリガニの鳴くところ
著者ディーリア・オーエンズ

ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。

みずみずしい自然に抱かれた少女の人生が不審死事件と交錯するとき、物語は予想を超える結末へ…。

殺戮にいたる病

作品殺戮にいたる病
著者我孫子武丸

東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラー、蒲生稔。

異常犯罪者の心の軌跡をたどりながら、想像力の欠如した現代人の病巣を抉る、衝撃のサイコ・ホラー。

かがみの孤城

作品かがみの孤城
著者辻村深月

鏡の世界で謎を追う不登校児、大人と子どもの目が共存する救いの物語。

孤城の秘密がすべて明かされていく終盤は驚きの連続。読んでいると、胸がしめつけられるミステリー小説。

マスカレイド・ホテル

作品マスカレイド・ホテル
著者東野圭吾

都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。

刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くことを命じられる。

祈りの幕が下りる時

作品祈りの幕が下りる時
著者東野圭吾

明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。

その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。

ハサミ男

作品ハサミ男
著者殊能将之

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。

三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるものの、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に…。

ファラオの密室

作品ファラオの密室
著者白川尚史

死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。

3日間というタイムリミットが刻々と迫るなか、セティはエジプトを救うため、ミイラ消失事件の真相に挑む!

金田一少年の事件簿

作品金田一少年の事件簿
著者天樹征丸

かつて惨劇の舞台となった孤島のホテル「オペラ座館」を、金田一少年は再び訪れる。

新劇場の完成を祝い上演される『オペラ座の怪人』だが、それはファントムの手によってまたも死の演目となってしまう!

向日葵の咲かない夏

作品向日葵の咲かない夏
著者道尾秀介

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。

きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。

オリエント急行の殺人

作品オリエント急行殺人事件
著者アガサ・クリスティ

世界でミステリー女王と呼ばれている「アガサ・クリスティ」の代表作。

高級寝台特急で起きた殺人事件を、世界一の探偵(エルキュール・ポアロ)が解明していく。

ラストに起こる二つの推理は、アガサ・クリスティだからできる技。

ABC殺人事件

作品ABC殺人事件
著者アガサ・クリスティー

ABCと名乗る人物から、名探偵エルキュール・ポワロのもとへ挑戦状が届く。

Aではじまる地でAではじまる名の人物が殺され、Bではじまる地でBではじまる人物が殺される。

この作品は1936年に出版された作品だが、今でも全く色あせず、スリリングが味わえるミステリー小説。

あなたが誰かを殺した

作品あなたが誰かを殺した
著者東野圭吾

ミステリー好きから大人気の刑事・加賀恭一郎シリーズ。

閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。

ゲームの達人

作品ゲームの達人
著者シドニィ シェルダン

作者(シドニィ シェルダン)は、最初に書き上げたストーリーを約1/6に削ぎ落として小説を完成させるという。

無駄がない削ぎ落とされた文章が紡ぐプロットは展開が速く、読んでいて痛快。

私が彼を殺した

作品あなたが誰かを殺した
著者東野圭吾

男の庭先で、裏切られた女性が自殺した。

すでに別の女性と婚約していた男は死の事実を隠して結婚式に向かい、最中に殺害される。

動機のある容疑者は三人、婚約相手の兄・恋人を盗られた男・元交際相手の女。

真夜中は別の顔

作品真夜中は別の顔
著者シドニィ シェルダン

ニューヨーク・タイムスベストセラーに連続52週選ばれた傑作長篇。

紙一重の愛と憎しみに翻弄される二組の男女。生き残れるのは誰なのか? 

占星術殺人事件

作品占星術殺人事件
著者島田荘司

密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。

彼の死後、六人の若い女性が行方不明となり肉体の一部を切り取られた姿で日本各地で発見される。

グロテスクな描写があるものの、至ることころに伏線がはられている点や、最後のどんでん返しは読む価値あり。

白雪姫殺人事件

作品白雪姫殺人事件
著者湊かなえ

化粧品会社の美人社員が黒こげの遺体となって発見される。

犯人として浮かび上がったのは、事件後に行方不明となった被害者の同僚「城野美姫」。

暴走するうわさ、犯人を特定したかのような報道、混乱する真実。ネットの怖さを思い知らされるミステリー小説。

満願

作品満願
著者米澤穂信

史上はじめての三冠を達成したミステリー短篇集。

磨かれた文体と冴えわたる技巧。この短篇集は、もはや完璧としか言いようがない…。

迷路館の殺人

作品迷路館の殺人
著者綾辻行人

本ブログが実施したアンケートでランキング3位「十角館の殺人」のシリーズ三作目。

『迷路館』に集められた推理作家たちが、各々が書いた小説に見立てる形で次々と殺されていく。

綾辻先生の「館シリーズ」は、最後まで犯人が特定できないからガチで面白い!

葉桜の季節に君を想うということ

作品葉桜の季節に君を想うということ
著者歌野 晶午

自称「何でもやってやろう屋」の元私立探偵 成瀬は、成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼される。

そして同日、駅のホームで飛び込み自殺しようとした女・麻宮さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める。

最後の一文まで目が離せない、本格ミステリーの傑作。ミステリーと恋愛の両方が好きな人には特におすすめ。

模倣犯

作品模倣犯
著者宮部みゆき

マスメディアを利用して自分を売り込むとともに、自分は悦に入る劇場型犯罪の超大作。

宮部みゆき氏の作品は「火車」が一番人気だけど、模倣犯1巻は「火車」を越えてくるミステリー小説。

流星の絆

作品流星の絆
著者東野圭吾

両親を殺された三兄妹の復讐ストーリー。

東野圭吾氏の有名作といえばランキング2位の「容疑者Xの献身」だが、「流星の絆」を東野圭吾No1作品に挙げる人は意外と多い。

まとめ

当記事では、とにかく面白いミステリー小説37選を紹介しました。

100人が選んだおすすめTOP5をまだ読んでいないなら、まずはこちらから読みましょう。

ミステリー小説のおすすめは、下記の記事でもくわしく紹介しているので参考ください。

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