【50人に聞いた】アガサクリスティおすすめ5選！最高傑作はこの作品

実写映画化され作品。
名探偵ポアロが殺人トリックを明かすシーンが見どころなのはもちろんのこと、車窓から見える風景・豪華な車内を表す描写がとても繊細で、実際にその景色を見ているかのような気持ちになれます。

登場人物たちがそれぞれに個性が光っているところが本作の大きな魅力。
ミステリー小説や海外小説、そして読書に苦手意識をもっている方にはぜひ読んでみて欲しい作品。

乗客それぞれにアリバイがあるというところから犯人を見つけていかなくてはいけないので、読んでいると一緒に犯人を探して捜査している感覚になれるところがこの本のいいところだと思います。

孤島の館に集められた一見関係のない人達の集まりが館にある古い童謡に準えて殺害されていくという本格ミステリーならではの設定と不気味さがあり、追い詰められて行く人間模様と最後のどんでん返しのトリックに初めて読んだ時には感動を覚えた。

本格的なミステリー小説ですが、小学生高学年ごろから楽しめるストーリーなのがよいところです。
わたしもティーンエイジャーの頃に読んで、なんて面白いんだ！ と感動した覚えがあります。

最後まで誰が犯人で、どんな目的だったのか、全く見抜けませんでした。
ミステリーで最後まできちんと犯人が分からないというのは、本当に読後感が爽やかです。

緻密なトリックと巧妙な伏線に驚かされました。
アルファベット順に殺害していくという設定もユニークで、最後まで目が離せません。
犯人の意外な正体にもミステリー小説の醍醐味を感じました。　　

ポロアシリーズは大好きで全部読んでいますが、やはりベストは「ABC殺人事件」です。100年以上も前にあのトリックを思いついたのはすごいなと思います。日本語版も読みましたが、やはりオリジナルの英語版が面白いです。

舞台がエジプトのナイル川で船の上で殺人事件が起こるといういわゆるクローズドサークルの設定に惹かれました。
読んでいる私も船に乗ってエジプトを観光しているような気分になりワクワクしました。

「アクロイド殺し」は今となっては珍しくないアイディアの原本の巧さを改めて感じさせてくれる作品です。
今となってはクラシックな雰囲気を醸し出す時代を舞台と、現代でもまったく古びない意外性を繰り出されるという鮮やかさは、未読の方が羨ましく感じるほど。
ミステリを好むなら触れてほしい、「始まりの一冊」です。

アクロイドには騙されました。
最後の最後で「やられた…」と思いながら本を閉じました。
クリスティには珍しい日記帳の書き方で、イギリスドラマなどで映像化されている作品。