なぜ、オーディブルをやめたのか？ 意外な理由と退会の注意点を紹介

通勤中や家事をしながら、読書が楽しめるオーディブル。

今の生活を変えることなく、空いている耳を利用して読書できるところがオーディブルの魅力ですが、

ぼくはある理由でオーディブルの利用を一度やめています。

当ブログ【みみコレ】では、次のことを分かりやすく紹介しています。

この記事で分かること

オーディブルの利用を一度やめたぼくですが、オーディブルの魅力を再発見した今は電子書籍より使い倒しています。

なぜ、オーディブルを一度やめたのか？ その理由についてくわしくお伝えしてきます。

オーディブルをやめた理由

ぼくはオーディブルを一度、次の理由でやめています。

気になるタイトルをすべて読み終えたから

気になる聴き放題タイトルをすべて読み終えてしまったから、これが1つ目の理由です。

読みたい作品がないのに月額料金1,500円を払い続けるのはもったいないな…… と感じたため、いったん解約を決意。

オーディブルには休会制度があり、休会の利用も考えましたが、一度ゼロベースにしようと思いオーディブルの利用をやめました。

オーディブルの休会制度：最大3か月まで、1か月単位で利用が可能。
休会を利用している期間、料金はかかりません。休会手続きは、12か月に1度だけ

小説を全く読まなかったから

ぼくはビジネス書や自己啓発本が好きなため、オーディブルで小説をいっさい読んでいませんでした。

ビジネス書や自己啓発の本を読みまくって気になる本がなくなったので、オーディブルを解約。

その後、友達と話していたときにオーディブルの話題になり、次のことを聞かされました。

オーディブルって、小説が一番の魅力なんだよ！！

ぼくは、オーディブルの一番の魅力を体験することなくオーディブルをやめていました。

友達のことばを信じて、オーディブルに再加入。

オーディブル一押しの本屋大賞小説を読んだところ、オーディブルの魅力にどっぷりハマってしまいました。

ぼくのように自分の興味ある本だけ読んでいると、オーディブルの魅力に気づくことなくやめてしまうかもしれません。

他のサービスも利用しようと思ったから

「もっとたくさんの本を読みたい」と思って他のサービスを調べているとき、Kindle Unlimitedの存在を知りました。

オーディブルとKindle Unlimitedの違いは、次のとおり。

オーディブルとKindle Unlimitedの違い

項目	オーディブル	Kindle Unlimited
特徴	聴く読書	電子書籍
料金（税込）	1,500円	980円
タイトル数	12万作品以上	200万冊以上
作品	小説・ビジネス書など	雑誌・漫画・ビジネス書など
朗読機能	あり	なし

Kindle Unlimitedは朗読機能はついていないものの、無料で読めるコンテンツ数がオーディブルの10倍以上の200万冊あります。

雑誌や漫画のラインナップが充実しているところも、Kindle Unlimitedの魅力です。

オーディブルの10倍以上のコンテンツがあって、料金が980円と安いKindle Unlimitedを利用してみようと思ったのもやめた1つの理由です。

聴きたい本が有料で値段が高かったから

オーディブルで本を探していて、「これ、読みたい！！」と思った本が聴き放題対象外の有料タイトルであることはよくある話。

プロの声優さんや俳優さんが朗読してくれるオーディブルは、紙の書籍やKindle Unlimitedと比べて値段が高いです。

具体的な例をあげると、17万部の重版が決まった著者「ビル・パーキンス」のDIE WITH ZEROの値段は次のとおり。

DIE WITH ZERO
オーディブル	3,000円
単行本	1,870円
電子書籍 （Kindle Unlimited）	1,515円

聴きたいタイトルをすべて読み終えてしまい、新しく聴きたい本が有料でかつ、値段が高い。

新しい読み放題タイトルが増えるまでオーディブルの利用をストップし、別のサービス（Kindle Unlimited）の利用をはじめたのも理由の1つです。

オーディブルをやめるときの注意点

オーディブルをやめるときの注意点は、こちらの3つです。

読み放題タイトルは解約後、聴けなくなる

オーディブルを解約すると、読み放題タイトルは聴けなくなります。

オーディブルの利用をやめる前に、作品をたくさんダウンロードしても解約後は聴けなくなるので注意しましょう。

1年以内に再入会する場合、無料体験は利用できない

オーディブルを解約して、1年以内に再入会する場合、無料体験は利用できません。

新規入会と同じ手順でご入会いただけます。
ただし、退会後1年以内に再入会する場合は、「初めてAudible会員登録される方のみ、無料体験できます。お客様は無料体験済みのため、有料会員（月額1500円）としてお申込みいただくことになります。」というメッセージが表示されます。

引用：Audibleの入会方法について教えてください ? Audibleヘルプセンター

更新日を1日でも過ぎると、月額料金の支払いが発生する

3つ目に注意したいのは、解約する日です。

更新日を1日でも過ぎてしまうと、その月の料金の支払いが発生します。

オーディブルの更新日をチェックする方法は、次のとおり。

更新日の確認方法

オーディブルをおすすめする人・しない人

オーディブルの利用をおすすめする人・しない人は、次のとおり。

おすすめする人

オーディブルをおすすめする人は、次の項目に該当する人です。

上記の項目に1つでも該当するなら、オーディブルの利用をおすすめします。

とくに小説が好きな人は、オーディブルめちゃくちゃおすすめです。

ぼくは小説の朗読にハマってしまい、今では電子書籍サービスよりヘビーローテション中です。

おすすめしない人

オーディブルの利用をおすすめしない人は、次の項目に該当する人です。

朗読機能は必要なく、とにかくたくさんの本が読みたいならKindle Unlimitedがおすすめです。

Kindle Unlimitedは無料で読める本が200万冊以上あり、オーディブルと比べて10倍以上のコンテンツが充実しているからです。

いそがしくてじっくり聴いている時間がない方には、1冊 10分前後で本の内容が分かる本の要約サービス「flier（フライヤー）」がおすすめ。

漫画メインの方は、コミック シーモアがおすすめです。

オーディブルの退会・解約方法

オーディブルを退会・解約する方法を、スマホの場合とパソコンの場合、それぞれ紹介していきます。

アプリでは退会・解約の手続きができないので注意ください。

スマホの場合

スマホの場合、スマホサイトからは退会できないため、退会手続きする場合はPC（パソコン）サイトに移動する必要があります。

くわしい手順は、以下のとおり。

オーディブルの10倍以上のタイトルが読み放題サービスはこちら

PC（パソコン）の場合

オーディブルの解約方法は、下記の記事でくわしく紹介しています。

オーディブル以外のおすすめサービス

本のサブスクは、オーディブル以外にたくさんあります。

本を代読してくれる「音声サービス」と、代読機能は付いていない「電子書籍」、それぞれのおすすめを紹介します。

おすすめの音声読書サービス

おすすめの音声読書サービスは、次の5つ。

朗読サービス5社を比較

サービス	おすすめ度	聴き放題 月額料金 （税込）	無料体験	聴き放題 コンテンツ数	充実 書籍	対応端末
オーディブル	5.0/5.0	1,500円	◯ （30日）	120,000以上	小説 ポッドキャスト	PC スマホ タブレット
audiobook.jp	4.0/5.0	月間プラン 1,080円 年間プラン 767円	◯ （14日）	15,000以上	小説 ビジネス書	PC スマホ タブレット
Himalaya FM	4.0/5.0	月間プラン 750円 年間プラン 625円	◯ （30日）	10,000以上	ビジネス書 自己啓発	PC スマホ タブレット
Kikubon	3.0/5.0	月額プラン 500円、1000円 2,000円、5,000円	✕	300以上	小説	PC スマホ タブレット
digigi	3.5/5.0	1,650円	✕	約3,000	ビジネス書	PC

上記の比較表を見て分かるように、音声読書サービスならオーディブル一択。

オーディブルから他に乗り換えても、正直満足できないレベル。

本の朗読サービスなら、オーディブルを選んでおけば間違いなしです。

聴く読書サービスの比較は、次の記事でくわしく紹介しています。

おすすめの電子書籍サービス

スマホやタブレットで本が読める電子書籍サービス。（注：朗読サービスは付いていません）

おすすめの電子書籍サービスは、次のとおり。

電子書籍サービス4社を比較

サービス	おすすめ度	料金 （税込）	無料体験	聴き放題 コンテンツ数	充実 書籍
Kindle Unlimited	5.0/5.0	980円	◯ （30日）	200万冊以上	小説・ビジネス書 雑誌・漫画
楽天Kobo	4.5/5.0	都度、買上げ	✕	400万冊以上	書籍全般
ブックライブ	4.0/5.0	都度、買上げ 月額ポイント制	✕	156万冊以上	漫画・ラノベ
コミックシーモア	3.5/5.0	780円（ライト） 1,480円（フル）	◯ （7日）	約6万冊（ライト） 約13.5万冊（フル）	漫画・ラノベ

月額が定額で読み放題のコンテンツ数が多いのは、Amazonが提供しているKindle Unlimited。

Kindle Unlimitedは声優さんや俳優さんの朗読機能は付いていないものの、月額980円で200万冊以上の作品が読み放題。

電子書籍のサブスクの利用を考えているなら、Kindle Unlimitedを選んでおけば間違なしです。

まとめ

本記事では、ぼくがオーディブルを一時的にやめた理由と、やめるときの注意点をお伝えしました。

一時期はオーディブルを退会したものの、現在はオーディブルとKindle Unlimitedの両方を利用しています。

もし一時的にやめても、好きなときに入会金0円で再入会できます。

読書に使える時間やこころのゆとりと相談しながら、オーディブルの利用を検討しましょう。